心のスケッチ  佐々木大記

真理探求作家の日々のひらめきを綴ってます。愛と幸福をテーマにした児童文学「ジル」を電子書籍出版で連載開始。http://pr4.work/3/jill(10/24)

自我の時代は終わったのだ

「尻職人」が成功したマーケティング

 

倉持由香ツイッターはいつだったか目にした記憶がある。

ただエロい自撮り写真を拡散しているふしだらな人だと思っていたのだが、(実際そうなのかもしれないけど。)この記事を見て印象がかなり変わった。

努力と智慧によって目的に到達する姿勢にとても感銘を受けた。

誰かのマネジメントを待つのではなく、自分自身で売れる方法を考えに考え抜いて自ら仕掛けていく。それも、自分のことだけを考えるのではなく、関係者の利益を考えて、求められていることに期待以上の形で応えることで、関係者を協力者として成功までのストーリーの構成要素に取り込んでいく。

うーんすごい。

理論として理解できたとして、実際に行動に移すのは情熱の賜物だ。

 

SNSやブログで表現が誰でも出来てしまえる時代に表現者にとってどういう売り出し方が理想なのか、とても考えさせられている。

そもそも売るということが目的というより、表現を通して感動を伝えたいっていう目的は別のものとしてある。表現の目的とビジネスの目的は100%イコールではなく、バランスよく重なり合わせることで互いの目的を最大限に発揮するのだと思う。

権威より創発

YouTubeやブログや各種SNSなど、オープンソースの登場によって、今や表現の土俵は誰もが自由に踏み入ることが出来るようになっていて、表現そのものの価値は業界の権威によってではなく、表現を受け取るフォロワーの指示によって大きく左右されるようになってきている。今の時代は売上が知名度を引っ張る時代ではなく、知名度が売り上げを引っ張る時代になっているのかもしれない。

いずれにせよ、提供するコンテンツの質の良さが問われるという点では変わりないだろう。しかし、それをどうアピールしていくか、という努力のルートに既定路線があると思い込まずに、いろいろ勉強した方が良いように感じている。

 

去年から読み進めている本で、伊藤穣一さんの『9プリンシプルズ 』という本がある。

面白いんだけど、知らない単語とかなじみのない分野の話とか多くてなかなか読書がはかどっていないのだが、今回紹介した倉持由香はこの本で詳説されている「権威より創発」という原理をまさに体現している。

 

表現者が優れた表現を提供するための技術研鑽をすることが「凡事」だとすれば、変化し続けるマーケットに適した販路を築き上げ、表現を少しでもたくさんの人に届ける創意工夫と努力をすることが「徹底」に当たるのかもしれない。

それは良き協力者との関係構築なくしてできないことで、個人から始まる表現や創造を個人のものとせず、公のために開放する精神が求められるところなのだと思う。

「個」の輝きから「調和美」へ

大川隆法総裁先生は、経典の中で個人の力を越える必要性に何度か言及している。

 

「個人がスーパーマンの時代」は終わった。「全体的な成果を上げ続ける組織」に変えなければ生き残れない。※病気カルマリーディング

 

個人個人が強くても、それが集団として有機的に動かなければ、何らかの価値を生み出すことはありません。

「組織美」や、大勢の人がかかわってつくられる「調和美」がトータルでの成果を考えていく上で今後非常に大事になる。※光り輝く人となるためには

 

優れた才能を数多く集めるだけではなく、有機的につなげなければ、偉大な仕事は実現していけない、とおっしゃられているのだと思う。

今アートシーンで活躍しているチームラボも個人ではなく、「集団的創造」によって優れた作品を数多く展開しているけど、やはり、より素晴らしい仕事を実現していくうえで「調和美」の力を良く理解しておきたい。

そのうえでどう作り上げ、どう世に送り出していくかということは、もっと探求していきたいテーマである。

 

こちらは2015年に公開された日本を代表するトップクリエイターによるディスカッション企画。個人を越える制作パーティーによるクリエーションが語られている。

www.youtube.com

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一人でしこしことモノづくりしてるのも良いんだけど、やっぱりみんなと楽しみながら何か面白いことしたいしね。

この「調和美」という観点は今はともかく、未来の方向性として絶対に外したくない部分である。

 

ちなみに幸福の科学で説かれている七色光線の一つとして、緑色は芸術をつかさどる色であるが、これがまさに「調和美」であり、ハーモニーを重視する光線であると説かれている。

つまり、緑色光線の力が大きな意味を持つような時代が今始まっているということなのかもしれない。

様々な人達と素晴らしい仕事を作り上げていくというテーマと同時に、いろんなことに興味が向いて気が散るという僕個人の問題としても、ぜひとも広い関心をうまく統合させて調和からの成功を成し遂げていきたいものである。

 

尻職人から調和美まで話が繋がっていくとは思わんかったけど、なんかこれで書きたいことは書ききれた感じがするので、終わりにする。