心のスケッチ  佐々木大記

信仰生活の日々に思うことを綴ります

9.12(水)自己発見の旅路


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映画『カサブランカ』を久しぶりに見た。以前見たのはおそらく学生時代。21〜22歳の頃。

久しぶり過ぎて以前に見たこと自体を忘れてた。記憶力は良い方なのだが、案外忘れてることもあるもんだ。

お陰さまで初めて見るのとは違うが、新鮮な気持ちで楽しめた。

作品自体を思い出す楽しみ。

15年前の自分の感性と再会する楽しみ。

15年間で培った新たな感性を刺激する楽しみ。

物事を見る目はいつの間にか変わっている。同じ作品であっても違った目で見ると違うストーリーのように思えてくる。

リアルタイムでは理解できず、受け入れられなかった過去もそんなものなのかもしれない。

むしろ、受け入れるために時間をかけて様々な経験をし、学びを深めて生きているのか。

時間をかけられる人生ってありがたい。

カサブランカの主人公リックは、最愛の女性を失った喪失と共に、カサブランカに作った自分の王国(自分の殻)に閉じこもり、希望も理想も失ったまま生きていたが、その喪失の時間の中で、本当に自分が求めている生き方の気高さを発見し、自らの殻として現れていた世界からの旅立ちにいたる。

この作品で表現されているものは、

自分が求めているものの本当の価値を深く理解したときに、道は開かれる。

という一つの真理なのだと思う。

これは僕自身必要な課題でもある。

「黙って何もせずにいられないんだ」

ストーリーの終盤で主人公が本来の自己を発見した後に、そんなセリフがあったと思う。

僕はまだそのような心境までたどり着けていない。

本当の危機や不幸が身近に訪れるまで気付けないなんてことにならないよう、精進を急ごう。