心のスケッチ  佐々木大記

信仰生活の日々に思うことを綴ります

9.20(木) 霊的基準の樹立

早朝から働き、昼過ぎから夕方までを自由に使い、夕方から夜にかけて再び仕事をする、という生活が続いている。この生活のおかげで一日が長く使えている。普通であれば、日中仕事をして、その他の時間は「おまけ」程度の庶務に費やして一日が終わるところを、無理やり引き延ばして使っている感覚。

メインとなる真ん中の時間帯から仕事を除外しているおかげで、休みの日にやるようなことを毎日でもできる。そして、一日のうちに2回仕事をする。

ここまで一日を使い切る生活は過去にあまり経験がない。あったとしても、仕事だけをモーレツに打ち込むみたいな感じだったりして、あまり私的な部分での充実度が高くなかった。

今は普通以上にい働きつつ、一日の中に私生活というか、私的ミッションに費やす時間があるので、本当にありがたい。

とはいえ、睡眠時間を長くとれないので、体調管理を怠るとすぐにバランスを崩してしまうだろう。それ故に酒を飲むことはできなくなっているし、酒抜きの食生活自体にも自制心が要される。寝る前にご飯を食べると確実に朝の寝起きが悪くなって、朝の祈りの時間が取れなくなるので、前日から計画的に食事のタイミングを決めて、翌朝に悪影響がでないように調整することも、マネジメントの一部としてやっている。というより、やらなきゃ成立しないので、ありがたいことにほぼ強制的に習慣化されてしまった。

仕事を入れ替えることでこのスケジュールが決まったときは、本当にできるのか心配もあったのだが、「絶対にやれる、成立させて見せる」という強い気持ちも同時にあった。

結果として、常識をねじ伏せ、一日の持ち時間を増やすことに成功できたと言ってよい状況に今ある。

この日はその恩恵を活用し、朝の仕事と夜の仕事の合間の時間に、新宿精舎で研修を受けて来た。

『巫女学入門』講義 という総裁先生為の説法の拝聴と、新宿精舎館長の解説。

霊的生活者の具体的なありかたを学ぶ稀有な機会だった。

この研修自体は実は2度目なのだが、不思議と新鮮さが薄れることもなく、1回目以上に深い感動と学びを得ることができた。

プロにとって日常生活において心を整えることがどれだけ繊細な作業であるのか。そして心を整えることの価値、意義というものに対する認識を改めさせていただけるような、奥深さのある内容であった。

朝の信仰生活の為の前日からの食事管理もそうだが、少し普通とは違う”飛びぬけた意識”がないと踏み込めないような世界だと思う。

目に見えない世界の仕事になってくるので、評価もされにくいし、自分自身の内面からにじみ出るような変化でしかその成果は測れないだろう。そういう営みを本気でやれるのかどうかという選択の部分で、意識の試しがなされるところでもある。

ただ単に仕事の成果をあげるのとは全く質感の異なる世界なので、考え方をそのものを変えていかないといけない部分は相当にあると思う。

例えどんなに仕事を効率よく終わらせて、効率よく稼ぎ、持ち時間を増やしたかに見えたとしても、その感に心に焦りや波立ちを積み重ねてしまい、精妙な状態に戻すことが困難になったとしたら、それはマイナスであり、天上界と繋がった仕事をできないことを意味する。

この世のみの成功はあり得ても、本来目指すところの神聖な仕事を収めることができなければ、時間の無駄とも言えるだろう。

そういうレベルでの霊的基準を樹立して、自分のものにする必要が今あると考えている。
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その意味でも『巫女学入門』という経典には、霊言でありながら、一霊人の「見解」ではなく、普遍性のある「教え」が宿されているため、大変貴重な一書であると認識している。

薄っぺらいハウツー全盛の出版市場から、これに追随できるような類書は絶対に現れることは無いだろう。

日々一日が与えられている意味は、「心を作る」ことにあるのだと思う。

今日一日において、どのように心を作りえたか。

本当はそれがすべてなのだ。

現実も変えなければ意味がないではないか、という考えも正しいと思うが、真に心を作り得ることができたならば、必ず行動が伴うものである。

現実に変化を及ぼすレベルを射程に含んだ「心の形成」というものを今強く意識しようとしている。

目の前で起こる全ての出来事を通しても、何らかの心の形成がなされているということを見逃さずに、善き心を作っていきたい。