心のスケッチ  佐々木大記

真理探求作家の日々のひらめきを綴ってます。愛と幸福をテーマにした児童文学「ジル」を電子書籍出版で連載開始。http://pr4.work/3/jill(10/24)

10.1(月) 変容の影

焦っていた。

焦ると、

視野が狭く、周りや周りの中の自分が見えなくなっていく。

自分中心に世界や他者を利用しようとする。

僕が陥りやすい心境の一つだと思う。

はっと気付くと、目の前には自分のそんな心境を鏡のように映し出している人が、相対時していた。

互いにそれぞれの都合をぶつけ合って不調和を生み出す共同作業。

悪は他人の存在なくして発生し得ないというが、その人を裁く自分こそ、共に不調和を生み出した片割れの他人なのだ。

そのとき向けられた嫌悪の眼差し、眉間に深く刻まれたシワが、脳裏に焼き付いている。

 

 

なんて醜いのだろう。

これが自分の心なのか。

 

 

 

心清く生きているつもりでいたとしても、或いは本当に清らかに生きていたとしても、濁るときは一瞬で濁る。

むしろ、透明であればあるほどに染まりやすいというのも事実なのだろう。

自らを厳しく律していくことを覚悟できないのであれば、引き返す方が賢明だ。

あえて細き道を選んだばかりに踏み外し、転落の先に、自分自身がこの日見たあの醜い顔をしていることだって充分にあり得る。

心境が澄んでいくことで、今まで出来ていた心のコントロールが難しくなるってことを意識しておこう。

集中力、即ち禅定力を鍛え発揮できなければ、簡単に己を見失ってしまうだろう。

 

いつの間にか染まりやすい状態になってきている。

それを気づかせてくれた出会いに感謝します。

あの一瞬の不快感が多くの学びを持ちきたらし、感謝とともに魂へ深く刻まれていく。

なんとも不思議だが、あの人は自分を教導する為に演技をしてくれていたんじゃないか。本気でそうとしか思えなくなっている自分がいる。

目に見えぬ師が折々に僕に関わる人を使って、必要な経験を与えてくれていて、共に不調和を生み出したあの人も、あの一時操られていたか、肉体を乗っ取られていたかしてたのではないか。そして別れたあと僕の背中を見ながらニヤリ。

そう考えると、もう腹立たしくなりようがなくなる。

我以外皆師。

ほんのわずかな出会いの中でしっかりと導きを与えてくれて本当に有難う。


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