心のスケッチ  佐々木大記

信仰生活の日々に思うことを綴ります

11.24(土)繁栄を退ける考え方

批判が集中するような事件が明るみになり、報道が加熱し、国民感情は、コストカッターとして名を馳せた経営再建の名士に批判の矛先が向く。

「欧米的な経済繁栄はいかがわしい」

大きな雰囲気づくりは意図的に時期とその対象を選んで仕掛けられている。

 

財政再建社会保障費の財源確保

そのための消費税増税

その影響を鑑みた各種還元政策と最低賃金の引き上げ

 

コストを増やし、経営者を締め上げ、経済界を圧迫し、経済成長を否定するような政策がテーブルの上に次々と乗せられ、経済人たちは眉をひそめる。

成果を感じられない経済政策に大きな批判が集まりそうなときは、悪者を立てよう。

殺さず活かしているカードは何枚も用意してある。

国民を団結させる敵が必要だ。正義は対立する悪の存在によって立証される。

 

「見てくださいあの大企業を!強いリーダーが経営マインドを発揮し、経営再建をしたところで、結局は私服を肥やす独裁者が生まれただけではありませんか!」

「冷酷な経済人たちの言うことに耳を貸してはなりません。」

「見てくださいあの同盟国を!強いリーダーが経営マインドを発揮し、前任者の時代には考えられなかった繁栄が蘇ろうとしているかに見えますが、他国の経済を圧迫するような自国中心の独裁主義の影で、苦しんでいる移民たちを救えずにいるではないですか!」

「冷酷な経済人たちの言うことに耳を貸してはなりません。」

「私達は皆で力を合わせようじゃありませんか!消費税増税によって一億総活躍社会主義国家は実現されるのです!この道しかない!」

 

過去の増税は駄作だった。さらに2%上乗せしたら不況が起きるかもしれない。”景気の良くなる”増税政策が必要だ。

悪いのはお金を使おうとしない国民だ。金利をゼロにしても誰もお金を借りようとしない。マイナスならどうだ。それでも市場にお金が流れない。最低賃金引き上げはどうだ。誰も経済成長を実感してくれないみたいだ。じゃあ成長しているデータを作って見せよう。動かない。消費税増税で消費が冷え込んでいる。消費してもらえば増税しても大丈夫なはずだ。還元策はどうだ。まずい。ややこしさに国民が嫌気と疑念を出している。

悪いのは私じゃない。行政の人員削減。給与の減額。やりたい。でもできない。彼らのクビを切らない言い訳が欲しい。給与を減額しない言い訳が欲しい。行政のコストカットに目が向くと行政が反発する。コストカッターを悪者にしなくてはならない。民間の賃上げをすれば公務員給与を下げずとも国民は納得して消費税を出してくれるはずだ。税収が行政に集まれば行政は機嫌よく働いてくれる。

これですべてがうまくいくはずだ。

増税するにはこの道しかないじゃないか。

私は悪くない。


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