心のスケッチ  佐々木大記

真理探求作家の日々のひらめきを綴ってます。愛と幸福をテーマにした児童文学「ジル」を電子書籍出版で連載開始。http://pr4.work/3/jill(10/24)

習慣の秘密

正精進=楽な努力?

毎日時間の記録をしているのだが、そのおかげもあり、「習慣」に対する意識が強くなっている。
経典『仏陀の証明』の中では、八正道の中の正精進の解説として「努力の習慣を身につけること」という説明がある。
習慣が身についてこそ精進ということだが、習慣的に努力するっていう言葉にたいしてかつて「苦しい」っていうイメージがあった。
最近は逆に、正精進って楽に努力することなんじゃないかと思うようになってきてる。
「楽」という言葉の響き自体は怠惰な感じもするのだが、実は全然そんなことなくて、むしろ勤勉こそ「楽」の正体なんじゃないかと最近実感している。

シャワー
歯磨き
ご飯を作ること
お化粧
特別に意識することもなく当たり前のように繰り返していることが習慣だと思うけど、意識しないってことは無意識を使っているってことになる。


過去7年ほど会社勤めをしていたが、その間僕はほぼ毎朝お弁当(しかも残り物を詰めるとかじゃなく結構きちんとしたもの)を自分で作って会社に持って行っていた。
周りの人からはよく「偉いね」だとか「意志の力が強いんですね」とか「朝強いんですね」とかいろいろ褒められもしたけど、ただ習慣的にやってただけで、自分としては何も頑張っている実感はなかった。
朝起きたら何も考えずともキッチンに立ち、卵焼きを作り始める。何品か完成していく過程でおかずの香りに脳が目覚めていく。色合いを考えたり味見をして味覚に集中したりと、いろいろやってるうちに気が付いたら眠気が覚めている。
といった感じで目覚めの手続きとして日々無意識に続けていた。
振り返って思うと、決して苦しくはなかったけど努力は努力かもしれないなと思える。
客観的にはきっと努力と認定される習慣なのだと思うが、主観的には楽々やっていたとしか認識していない。
意志の強さとかではないことは確かだ。
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現在仕事を三つ掛け持ちしていて休みは基本ない。必要な時だけ休暇を取得する形にしている。
朝は5時過ぎに家を出て、昼間4時間ほど休憩し、夕方からまた働いて夜は10時か遅いときは深夜0時過ぎに帰って来る。
ていうことを説明すると、「大変だね」とか「めちゃくちゃ頑張ってる」とか言われるけど、習慣にしてしまっているので楽々こなせている。
呼吸をするかの如く働き、手を動かしながら耳学問をする。
移動中は動画を楽しんだり、経典を紐解いたり、といった感じで、自分の時間の合間に仕事をこなしている。
友人には説明しても納得されないけど、僕は今とても楽に努力させてもらっている。

もしこれを意志力で一つ一つこなしていたら楽ではないと思う。
習慣化によって意識的にしていた努力をどんどん無意識においやっているから、苦や楽を感じるでもなく継続できているのだろう。
意志力を要したのは「このスケジュールでやっていくんだ」と覚悟を決めたときくらいだ。
「何が何でもやりきるんだ」と強く決意すると、言い訳する心がなくなり、「やらない」とか「あきらめる」といった選択肢がなくなる。
「やる」一択になると何の葛藤もないので意思は必要ない。
新しい生活習慣に慣れるまでの忍耐と体調管理のための創意工夫は必要だったが、ペースを掴んでからは気楽にやらせてもらっている。

習慣のメンテナンス

日々繰り返していることを良くしていく。高めていく。清らかなものにしていくことが大事な心がけなのだと思う。
永続的な営みに変化を加えることで、5年後10年後の未来を大きく変えることができる。
日々繰り返すことは大抵とてもささやかなことで、軽く見がちだけど、繰り返し蓄積していく効果を考えると、重要感が違ってくる。
研修や祈願とか、毎日やるわけではないインパクトのある修行に重きを置いていたけど、実はこっちの方こそ注力すべきポイントなんだなと思えるようになった。
というより、研修も祈願も習慣の中に落とし込んでいくことで魂の輝きに加えていけるものなのだと思う。

最近は研修資料を持ち歩いて日々隙間時間に振り返っている。そんなことやったことなかったし、やろうとも思っていなかったんだけど、確認したい箇所があってカバンに入れて以来、振り返るのが習慣化した。
とてもありがたい。
もしかして潜在意識で良い習慣を引き寄せているんじゃないだろうか。

最初は意識的に取り組む修行も、繰り返し継続するうちに無意識の行動に移行していく。
無意識に干渉するうちに潜在意識が活性化してきている可能性はある。
ささやかな努力を繰り返すうちに少しずつ少しずつじわじわと自分の心の深い部分に変化を促しているのかもしれない。


今後きっと心の力で大きく変わっていける。
しかも楽に。
のびのびと発展していこう。
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