心のスケッチ  佐々木大記

真理探求の日々のひらめきを綴ってます。愛と幸福をテーマにした児童文学を現在制作中。近々電子書籍で第一話を発表予定。(2019.09.27)

希望の賛歌

最も豊かな人とは
最も与えた人


「最も」とは
量の問題じゃないのかもしれない


世界はすべて繋がっていて
一人が放射したエネルギーが誰かの手に渡り
誰かは影響を与えられる


それが「感動」だったとしたら


たった一枚の絵であっても
たった一遍の詩編だったとしても


人から人へと伝わり
世界中の人々の心を潤し


人から人へと語り継がれ
千年先の人の心をも救い


どこまでだって


いつまでだって


響き続けることができる



人間の偉大性を示した偉人たちは
何を持たずとも
人の心から人の心へと響き続け
死してなおも
その感動を与え続ける


ゴルゴタの丘で死んでいったイエス
何も持たず
大切にしてきた弟子さえも失い
命をも失った


しかし
そうであってもまぎれもなく
人類に対し最も感動を与え続けた人の一人と言えよう


何も持たずして
すべてを失っても
その愛が
2千年以上に渡って
世界中の人々の心を潤し続けてきた


その事実は
その航跡は
一人の人間に宿された力の
偉大性を示してくれている


ほんの50年にも満たない間に
忘れ去られていくであろう
現代のカリスマたちに踊らされ


一瞬で消費され
一瞬で忘れ去られてしまうような
泡沫のごとき価値を
追い求め続ける現代人


大量のゴミのような情報に埋もれて生きる
ゴミ屋敷の住人達は
真実価値ある人類の財産に
目もくれることなく
まるで機械のように情報を消費しているうちに
便利さに消費され
何も生み出すことができなくなった自分に
絶望して生きている



何のために目を覚まし


何のためにパンを食べ


何のために働き


何のために死んでいくのかも分からないまま
分かろうともしないまま


ベルトコンベアーに乗せられるが如く
同じ毎日を繰り返す




「楽しければそれでいい」


本当にそれで良いのだろうか




「そんなこと考えてどうする」


盲目の人生




「みんなそうやって生きている」


集団自殺




「あの人はこう言っていた」


自分自身の考えは?



思考を停止し
常識の仮面をかぶったまま
本当の自分がどんな顔をしていたかも忘れ
誰が作ったかもわからないルーティンの日々を
疑問もなく消費し続ける


自分に秘められた可能性に
目を向けることもなく
機械のように生き続ける


二度と戻らない今日という一日を
与えられた尊い時間を
当たり前のように使い捨てて
暮らしていく


進歩し続けた便利さは
あなたの生活を
この画面の中に閉じ込めようとしている


2千年以上に渡って
人の心に響き続けた真実の感動が
その胸の奥に届けられるよりも速く
ビットレートは大量の情報を
画面の中の人生に注ぎ込み
際限なく拡散させる


まるで本当の価値を遮るかのように
僕たちの目の前には
いくつものいいねが毎日立ちはだかり
思考力を奪い取り
創造力を失わせ
人生の時間が消されていく


便利で豊かな時代に向かっていたはずなのに
何一つ人に感動を与えることのできない人間が
大量に生産されるしくみが
僕たちの生活の中に出来上がろうとしている



本当の自分の人生に目覚めるほどの
真実の感動に触れたなら


常識の仮面を外した
本当の自分の人生を生きる喜びに出会えたなら


伝えずにはいられなくなる
表現せずにはいられなくなる


だから僕は物語を綴り続ける


豊かさと希望に満ちている
真実の人生を
多くの人が取り戻すために


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