心のスケッチ  佐々木大記

真理探求作家の日々のひらめきを綴ってます。愛と幸福をテーマにした児童文学「ジル」を電子書籍出版で連載開始。http://pr4.work/3/jill(10/24)

一瞬の霊性

今しか掴むことのできない瞬間の恵みが、毎日毎秒の中で流れ星のように流れては消えていっている。















すべての人が今という時間に生きている。




眠っている人
目覚めたばかりの人
戦っている人
スマホ落として画面割れた人
産声を上げた新しい命
長い人生を終えようとしている老人
転んだ人
笑っている人
栄光の瞬間にある人
傷つけられている人
うんこ踏んだ人
祈る人
怒りを燃やしている人
ゲームしてる人
叫んでる人















すべての命が、耳に聞こえないほどの小さな鼓動を奏で、この一瞬を生きようとしている。



















打ち寄せる波に濡れた一粒の砂
森に落ちる一枚の木の葉
つららから滴る一滴の雫
薪から飛び散る火の粉
風に揺れる猫のヒゲ




















無数の営為がこの時間に命を吹き込んで宇宙を成り立たせ、すべてを生かし合っている。





自分のまったく預かり知らぬところで、誰にも知られない膨大な物語が今、この一瞬に繰り広げられている。
そして、この一瞬はこの世界が始まってからすべての生命が紡いできた、宇宙の偉大な歴史の一部として、永遠の過去を永遠の未来へと繋ぎ合わせている。


その中にいる自分はどこまでも小さな小さな一点でしかないのだけれど、自分の命の小ささや短さに関わらず、この巨大な世界を感じながら、永遠の一部として、今一瞬を生きることができる。


たとえ死の間際にあってもそれは同じことだろう。







心は有限の肉体にとらわれず、いつまでも自由であり続ける。



今、真実と共にあるならば。


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