心のスケッチ  佐々木大記

真理探求作家の日々のひらめきを綴ってます。愛と幸福をテーマにした児童文学「ジル」を電子書籍出版で連載開始。http://pr4.work/3/jill(10/24)

創造と愛の夢

衝動に駆られ昨日記事を三つアップロードしたあと、唐突に
「そろそろ出版してもいいな。」
という感覚が降りてきて、第一話を出版する準備に取り掛かっています。


ある程度出来上がっている部分までを小出しに連載する予定でいるので、未完成の状態で世に送り出していけるのですが、そうはいってもブログとは違い本ですので、表紙を作る必要があったりと、文章以外の作業が電子書籍出版には伴います。


シンプルにタイトル+著者名だけでもいいかなと思っていたのですが、せっかくだしデザインしたいなと思い、適当に絵を描くことにしたところ、その作業に結構はまりこんでしまった。


久しぶりにアート作品を創作する喜びを味わい、しばらく眠らせていた感性が目覚めたような気分です。



最初は物語のワンシーンを描いてみようかとも思ったのですが、なんか面白くなかったのでやめて、ひらめきに任せて即興の世界に没入。
およそ3時間くらいで完成。


その時間はコンテンポラリーダンスをやっているような感覚に近かった。
時間を忘れて作り続ける至福の時間。



Min à La Borde -1.mov
※参考 田中泯の場踊り


その時にしか生まれない再現できない美を刻むように、感じて踊る。


線が望んでいる表現を感じ取って手を動かしていくと作品が浮かび上がってくる。
なんとなく完成のタイミングを感じ取って制作終了。
意図しないところから新しい生命が生まれてくるような面白さがあります。


今作っている物語もそうだけど、こういう作品って、評価を求めていたら出てこないものだなと感じます。
「生まれたい」という作品の思いと「生み出したい」っていう自分の思いでコミュニケーションを取っていく中で現れてくるのですが、評価を考え出すとやはりペンが止まってしまいます。
とても不思議です。
ストーリーの創作理論とかある程度しっかり学ばせて頂いたので、どういう見せ方が評価を得られるかとか、理解しているのですが、いざ生み出すとき、創造のときにはそのようなことを考慮せずにひらめきに従っている時の方が良い作品が浮かび上がってきます。


イデアの世界にすでに完成した姿があって、それを感じ取って世に現している」というのが、創造の真相なんだろうなという感じがします。
それが証拠に、作り上げたときに自分自身が一人の観客として純粋に感動していて、同時に作品そのものが生み出されたい形で生まれることができた喜びを感じてもいるのです。


今回即興で絵を描くうえでは純粋にそういうプロセスをたどることができたなという実感があります。
出版しようとしている作品にいたってはとても難しく、ややもすれば「評価されたい」という考えが入りこもうとしがちで、そのたびにペンが止まって時間がかかっています。
まあ、そういうもどかしさも含めて初めての経験を楽しんでいるところです。


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思いつきで表紙デザインを自分の絵でやることにしたのですが、せっかくだから、こういう象徴的なアート作品も発表していくことにしようと思います。
挿絵として物語の中にはめ込んでいくか、詩集と一緒に発表していくか、両方ありかなとか、いろいろ考えてます。
大きい作品たくさん作って個展開くのもいいなーとか。



そうそう。
詩集も出版しようと思ってます。
いつからか詩がたくさん出てくるようになったので詩集としてまとめて、それぞれに絵をつけたらブログの焼き直しとは違った作品に仕上げられるでしょうし、「きちんとした形で世に出してあげたいな」と思えるものがたくさんあるので、どんどん出していきたいなと思います。
コラボできる芸術家がいればそれも面白かろうなとも思いますが。


まずは全部電子書籍Kindle)ですが、協力者を見つけて手に取れる作品も作りたいし、翻訳して世界に羽ばたかせることもやらなきゃいけないと感じています。
中国とか韓国とかアジア一帯に広げたい。




思い出した。
今朝アジア圏の人たちが逃げ惑う夢を見ていたんだ。
みんな日本人に助けを求めていて、かなり追い詰められている状態だった。
家族を失うか失わないかの瀬戸際っていう感じで、民間のその辺にいる日本人がお金を出してあげたりして、なんとか助けようとしていた。
最初は透き通った水色の海と融合しているきれいな住宅街でのほほんとしている素敵な夢だったんだけど、途中から困っているアジア人のことを何とかしたいっていうテーマに変わっていた。



僕はアジア圏で仲良くなった人が今までの出会いの中で何人かいるので、というか、なぜか日本人よりも打ち解けるスピードがやけに速くて、仲良くさせてもらった良い思い出がいくつもあるので、彼らに対する愛情もひとしおなのです。
経験がある人は分かるかもしれませんが、違う国の人間どうしが心から打ち解け合える瞬間って本当に嬉しいものです。



10年位前に何度か行った千葉の韓国屋台のおばちゃんとは初対面でなぜか厚い抱擁を交わしてから入店。
一緒にいた友達は付いてこれず(当たり前だけど)ドン引きしてたけど、たまたま客で来てた中国人のお姉さんが爆笑。
一気に仲良くなって皆でバカ話に花を咲かせたもんです。


2年前プリンス系列のホテルで一緒に働いていたアジア各国の人々ともずいぶん仲良くなっていた。
「佐々木さん一人なの?しょうがないねぇ。今度姪が遊びに来るから紹介するよ。」と危うくフィリピン人妻をあてがわれそうになったことも今となっては良き思ひ出。


中国人もたくさんいたけど、みんな良い人ばかりだった。
テンションが子供っぽいところがあって、一緒になって無邪気にじゃれ合いながら仕事してたら、「従業員がうるさい」と客からクレームが来たこともありました。




ひとりの友達として、彼らの心に光を届けたいという願いがあります。






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「創造」 2019.09.02
これを表紙に使おうと思ってます。

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政治的、あるいは思想的に衝突している民族同士を結び付けるのも芸術家の使命なんじゃないかなと思っています。


国や生まれや育ちの良し悪しだとか宗教とか、いろんな違いがあったとしても、「すばらしいものはすばらしい」


その一点においてつながりあえる瞬間を創造できるから芸術という営みは貴いのではないでしょうか。
なので、言語を超えていくことを志すのはやはり必然なのかなと。



芸術によってバラバラになった人たちがもう一度結びつく融和点をたくさん生み出したい。
壊れかけた愛がもう一度復活するような作品を世界中に送り出したい。


その先に訪れる、違いを超えた人と人との結びつきが生まれる瞬間。
心から打ち解け合えるあの瞬間。
生み出した作品が自分の手を離れ、誰かと誰かの愛が完成させる芸術を、神様にお見せできたら最高だと思いませんか。



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昨日から今日にかけて、ブログと作品制作を通してなんとなく分かってきたのですが、今生まれたがっているものを今生み出すのが僕に許された一択なのかもしれません。


それは、「いついつまでにやらなきゃ」みたいな人間的な都合を差し挟むことが許されない神聖なものであって、御心に従って叶う奇跡なのだという感じがいたします。
不思議な感じがしますが、過去の成功パターンと失敗パターンを振り返ってみても、その通りだとしか思えないところがあります。


生まれたがっているものを生み出す。
そのために人間としてできるあらゆる準備と努力を日々に積み重ねていこうと思います。


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