心のスケッチ  佐々木大記

真理探求作家の日々のひらめきを綴ってます。愛と幸福をテーマにした児童文学「ジル」を電子書籍出版で連載開始。http://pr4.work/3/jill(10/24)

エロウジアの翼

「エロウジア」とは小説『神の小屋』中で、黒人女性の姿で現れる創造主の名前です。
初めて読んだのは12年か13年前。
誘拐された愛娘を殺害された現場の小屋で主人公が3人の神(父:エロウジアと子:イエスと精霊:サラユー)と出会い、神への信頼を取り戻していく対話が描かれている。
たまに読み返している愛読書で、最近また少しずつ読み進めていた。
じっくりと読書したい人におすすめの一冊です。

神の小屋 (Forest books)

神の小屋 (Forest books)

昨夜なんとなくエラ・フィッツジェラルド(Ella Jane Fitzgerald)を聴いてたら詩が浮かんできて書き留めた。
なんとなくこの小説のエロウジアのイメージで詩が流れてくる感じがした。
エラの風貌はエロウジアのイメージに合うし、エルで始まるのでイメージを重ねやすかったのかも。

Little Girl Blue (Live At The Crescendo) - YouTube





《エロウジアの翼》



理解できるかできないか
そんなことがふたりを分かち
永遠の罪を作るとしたら
あたしはこの世界に居場所を失う


忘れるんじゃないよ
あんたたちが理解という崖を挟んで
立ち止まらなくても良いように
あたしは翼をプレゼントしたんじゃないか


その溝が深ければ深いほど
あんたは与えられた力の大きさを見つけ
喜びで翼を広げるのさ


どんなロケットでも超えることができないような
深く暗く
くたびれるほどの長い長い旅を
あんたたちは演じてきた


でもそれは決して
無駄で愚かなつながりじゃなかった


百年を超えて
千年を超えても
断ち切ることのできなかった
兄弟の絆は
百年を超えて
千年を超えても
埋めることができなかった
深い深い
悲しみの谷を超える力があることを
今日証明するために
あんたたちは生きてきたんだよ


お互いを滅ぼすことができなかった
その偉大な力があり続けたことを
今日
世界中に知らしめるために
生きてきた


いとしい子どもたち
あたしの大切な子どもたち


あんた達が思い出せるよう
あたしは天から一枚の羽を落とすよ
その羽が日の光を受けて空を舞うときは短い
あんたたちの目に映り続けるときはもうすぐ終わる
日の光が高いうちに
その羽を見つけるんだよ


そして思い出すんだ
あんたたちの背中にある翼をその羽が埋め尽くしていて
深い深い悲しみの谷を超えるときを待っていたことを


自分以上の存在を信じるなら
あんたたちは崇高な使命を果たすことができる


誰にも超えられなかった悲しみの谷を
あんたたちが信じてる
自分以上の存在の力で
はるか高く超えてみせる
最高の使命を
果たさなくちゃいけないのさ


愛の翼を広げるのは
信じた者の特権なのに
閉ざしたままでいるなんて
馬鹿げていると思わないかい


長い長い旅も終わりのときが来る
それは寂しいことじゃないんだよ
再開と新しい出会いの歓喜に始まる
新しい旅は
愛の翼が与える自由と創造の旅


理解できるかできないかなんて
いくら考えても空は飛べない


だから
思い出して
愛の翼を広げて飛び立つのさ
ここからは
あんたたちが生きる
いとおしい世界がよく見えるよ


ただあたしを信じて
愛の翼を広げてごらん


恐怖心で互いを傷つけ合った日々も
数え切れない悲しみも
ぜんぶ
あたしの奇跡が受け止めてあげるから
希望だけを持ってここへ戻っておいで


あたしのかわいい子どもたち


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