心のスケッチ  佐々木大記

真理探求作家の日々のひらめきを綴ってます。愛と幸福をテーマにした児童文学「ジル」を電子書籍出版で連載開始。http://pr4.work/3/jill(10/24)

縁起の洗い替え

パラレルワールドに関係するドラマを昨日見ていた影響だと思うが、過去を変える夢を見た。
汚名を着せられて自殺に追い込まれたある政治家に仕掛けられた陰謀を回避する夢。
運命を書き換えるようなノートを自分は手にしていて、その政治家に起こる出来事の部分をちょっと書き換えるイメージをしながら触ったら一瞬で本当に現実が変わってしまった。
その事実確認をウィキペディアで調べると、確かにその人は非業の死を遂げることはなかったものの、別の形で亡くなっていた。
ていう夢。


運命の転換は未来をある程度知っていることで可能となるのだと思う。
幸福の科学で時代の潮流を学んでいると先々のことが分かってくるところがあるし、総裁先生が言葉で指し示してくださってもいる。
自分自身も法に出会うことによってそれまで歩んでいた道とは違う希望への道を得ることができた。
そして、自分自身が他の人に対して希望の道を指示す縁を頂くこともあった。


何もしなければ何も変わらないし、何も知らなければ何が希望となるのかを指し示すこともできない。
でも自分にはできることがあると思っている。
運命を変えるための仕事が。


予言というものはいくつもある未来の内の一つを指し示しているのだと思う。
時間の流れの中で違う道を選んで違う未来に辿り着くこともできるのだが、「縁起の理法」「作用と反作用」の法則自体は変えることはできない。
夢の中で一人の政治家の人生の一部分に変化を加えはしたが、変えられない部分もあった。
信号無視をして交通事故に合おうとしている人がいたとして、その人の信号無視を阻止することが物理的にできたとしても、もともと起きようとしていた作用そのものの原因となっているカルマの刈り取りは必ずしなければならない。
宗教は常に結果ではなく原因に目を向けるものだと思う。
原因とは霊的なものであり、心であり、傾向性であり、考え方、信念といったものだろう。
それらが言葉や行動へと転化して様々な結果が生まれていく。
カルマの刈り取りとは、魂の傾向性というか、言い方を変えれば心の傾向性を変えるということであり、運命の核となっている心の在り方の書き換えなんじゃないだろうか。
そこを修正できれば、その人の未来は変化することができる。


「真理を知る」というと難しい感じがするかもしれないが、「良い考え方を知る」という程度の理解でも十分人の心を変え、未来を変えることはできる。
信号無視をしようとしている人を引き留める以前に、そのような悲劇に吸い寄せられていこうとしているその人の心の偏りを修正する。
貧しい人に現金を恵む以前に、そのような貧しさを現実化してしまおうとする心の貧しさを修正する。
僕自身であれば、浮き沈みを激しくしてしまう傾向性があると思う。
それに対してこの世的な処方としては安定剤を飲むとか、投薬的な対処療法(やらないけど)になるのかもしれないが、それ以前に浮き沈みを激しくしてしまう自己イメージそのものを書き換えていくことで底堅い中道からの発展を目指していくこともできるだろう。
もう少し原因にさかのぼれば、自己イメージを主体的に描こうという意識そのものがまず希薄なので、そういう心構えを持つことから修正していく。
自分で自分の傾向性をデザインできるのだという認識を確立することができれば、ずいぶん違った人生設計をすることが可能になるだろう。


原因へとさかのぼればさかのぼるほど、その修正はほんのささいな調整になり、その結果として現れる現象は大きな違いとなる。
目に見える結果だけを追い求めていると、結果を変化させることに夢中になってしまいがちなのだが、その原因となっている始まりにあるところの心を見つめることが本当の問題解決の第一歩となる。
そして、心の表面だけではなく、より深い部分で心の働きを作り出している考え方、思いの癖として刻まれているカルマの原型にまで到達できれば魂の洗い替えが可能になるんじゃないだろうか。
普通は一生の人生経験を通してこの心の深いところにある歪みを修正しているのだとは思うが、一生を費やさずとも、宗教的な反省修行によって心の奥の奥へ穿ちいることができれば、修正が許される可能性はある。
それは、そうできると信じ、そうしようと思うか思わないかという第一原因から積み上げていける真理だと思う。


良い考え方を知って、不幸を生むような考え方を捨てることによって、人は希望を掴むことができる。
そしてさらに、自分の心の深いところを見つめ、そこに刻まれている思いの癖とその原因を知り、反省によって魂を洗い替えすることで人生を新たに建設することもできる。
心の歪みを抱えたままでも人生を建設していくことはできるだろうが、自分で狭めてしまっている可能性を開放するには心の深い部分にある歪み、自己イメージの原型を調える必要があるだろう。


今の自分に必要なことなのかもしれない。