力より光を働かせる
自分より魂を生かす
自己認識の段階で小さく自分を見積もっている。
この時代に直面しているのは偶然ではなく、計画であり、そのために幾転生もの経験を経て魂は備えを蓄えてきた。
今世という一度の人生の中で、自分という一つの人格によってのみ自分を認識しようとしすぎる自分がいる。
それは、謙虚なのではなく、むしろ傲慢なのかもしれない。
自分を非力で粗末な人間であると、さげずむことができるだけの権威や権能を有していると、なぜ無条件に信じている。
多くの支えを得て、許しを得て、学ばせていただいた、成長させていただいた、その真実の姿を忘れ、魂の尊さを忘れ、あえて現実の中にいる自分だけを見つめようとしている。
最低限、今の時点で理解できている自分自身を生かそうとすること。
それすらせずに、自らこの世の茶番の中に紛れ込もうとしても、自分自身を欺くことはできないのだ。
恐れないこと。
変化に意識を調和させること。
落ち着いて魂の声に耳を傾けること。
人間的な自分に閉じこもることなく、霊的な人生を開いていくのだと、はっきりと自覚すること。
そのなかで本来の仕事が数多く実現されていくことを、多くの人が待っている。